『他でもない僕が託したんです。異論はありませんね?』
       
Personal Data ******
名前  新橋・冥(しんばし・めい)  
年齢・性別  20歳・男性
種族  獣人(血族)
所属  ムーンヒル学園
学年  高等部3年魔術課程
役職  とくになし
 
Battle Style ******
獣化:蛇 属性:光/闇 武器:なし
 膂力 ★★
 体力 ★★
 技量 ★★★★★★
 敏捷 ★★★★
 魔力 ★★★★★★★★
 精神力 ★★★★★★★★
Skill ******  
獣化【蛇】 白い鱗の蛇に変化する。
魔術【光】:ランク8 ランク8までの光魔術を扱う事が出来る。
魔術【闇】:ランク8 ランク8までの闇魔術を扱う事が出来る。
魔獣化【影蛇竜】 影の幕のような不完全な翼を持つ蛇竜の姿に変化する。
部分魔獣化【魔瞳】 魔力を増幅する魔眼を顕現し、魔術制御に恩恵を得る。
部分魔獣化【銀鱗】 疎らな体躯に発現していた銀白色の鱗を体表に顕現させる。
部分魔獣化【魔影】 影の幕のような不完全な翼のみを具現化させ、飛翔能力を得る。
  魔術戦闘に高い適性を発揮する。
威力は破格で、一撃で建物を半壊させる程度。
積極的に前に出ることはほとんどないが、彼が後ろに控えているというだけでも、人員の士気は上がるらしい(主に建物被害を避けるため)。

ただし彼の本質は魔術戦闘よりも人員指揮の部分。
物事を予測し、それに対応する手腕に長けている。
守勢よりは攻勢を重んじ、学園生徒会の数名が「見敵必殺」を口にするのは彼の影響があるとかないとか。

成長(一章):技量5→6、魔力7→8
Unique Skill ******  
◆魔獣化【影蛇竜】/ステータスボーナス:技量+2、敏捷+1、魔力+2、精神力+1
 外観は滑らかな白い体躯に、疎らな銀白色の鱗を持つ蛇竜。胴体に影の幕のような見た目の翼を有し、これにより飛翔能力を有する。
光沢のある鱗は魔術に対する抵抗性が高く、特徴的な魔瞳の恩恵で魔術制御に高い適性を発揮する、正しく魔術戦闘特化型の魔獣化形態。
反面、体躯は柔く耐久力には欠けるため、的が大きくなる魔獣化を冥はあまり好まず、以下の三者の部分魔獣化を、単一あるいは複合して使い分けている。

◆部分魔獣化【魔瞳】
 魔獣化時の冥の瞳は魔術回路を補助する装置となる。この性質を利用し、魔瞳を顕現している間のみ、冥は普段よりも更に精緻な魔術制御を叶えることができる。
冥が扱いの難しい光と闇の属性反発反応を使用できるのは、この瞳を顕現している間のみである。

◆部分魔獣化【魔鱗】
 魔獣化時に疎らに存在する銀白色の鱗は、言ってしまえば外付けの魔術回路補助装置でもある。この存在により、未だ若年である冥の魔術回路でも魔術の並列動作が叶う。つまり、魔眼があり、魔鱗があってこそ、冥は光と闇の反属性反応を十全に使用できることになる。

◆部分魔獣化【魔影】
 影の幕のような形状の翼を具現化させ飛翔能力を得る。この翼はある程度の範囲内で伸縮が可能であり、伸縮可能な範囲のサイズであれば自在に形状を変化させられる。また、闇魔術を扱う要領で魔力を通すことで多少の性質変化が利く。冥はよく物理攻撃に対して盾のように使用している。
 
 
Character ******
色素の抜けたような白い髪は、右目を覆い隠すように片側の前髪だけが不自然に伸ばされている。
左の瞳は漆黒、隠れて垣間見ることもほとんどない右の瞳は真銀の色。
ひょろりとした長身痩躯の青年で、学園では常に制服で生活している。
私生活の場を見た者はほとんどいないそうで、普段どういう格好をしているのかは不明。
 
  冷静沈着にして冷徹、非情な学園の元・支配者。
他称、「傍若無人にして唯我独尊を凝縮して具現化したような人」。
唐突な提案や過激な作戦で周囲を振り回す暴君としての認知度が非常に高い。
執行の際によく建造物に被害を及ぼす事でも有名。

実際のところは、犠牲を出すことを善しとしないがために、率先して全てを背負っていくタイプ。
目的のためならどこまでも非情になれるが、しかし目的の為の手段は択ぶ。
傍若無人な振る舞いも、行き過ぎと思われるような行動も、生徒会員たちが被る泥を自分が率先して被る為のポーズである部分が多い。

あらゆる人物のポテンシャルを見抜き、それを伸ばす手腕にも長けており、彼と親しい付き合いをした人間たちは例外なく彼のそうした性質を高く評価している。
学園生徒会の前任会長。
高校一年生で任を与ってより都合四年間、学園に留まり生徒会長としての任に従事していた。
その関係で、高校二年生を複数回経験している。
留年時の文言は「生徒会を任せられる人材が育つまでは退くわけにいきません」だったそうである。

人員の能力を正しく把握し、最大限にその実力を発揮させる確かな手腕から、過去生徒会に於いてはカリスマ的な存在であった。
周囲の人々は彼の無茶振りに振り回されながらもそれに過不足なく応え、彼の代の学園生徒会は歴代最強であったのではないかとの声も高い。

後に、光属性の血族である【玖珠】の出身であることが明らかになる。
彼自身はその血脈を厭っており、このため光属性を宿す右目を覆い隠すように前髪を長く伸ばしている。
 
 
Connection ******
弟:新橋・青磁 実の弟です。幼いころの冥は彼を守る一心で生きていました。
妹:新橋・光莉 実の妹です。再会してからはかなりの溺愛ぶりのようです。
同志:青井・桐矢 ムーンヒルで再会した旧知の相手です。のちに親友となり、同じ夢を分かち合う同志となりました。
同志:岩槻・菖蒲 ムーンヒルで出会った血族の少女です。のちに親友となり、己がいなくなった古巣を彼女に託しました。
同志:緑青・マリア ムーンヒルで出会った血族の少女です。のちに親友となり、同じ夢を分かち合う同志となりました。
後輩:星宮・遥 学園の後輩です。冥は彼女にかなり甚く目をかけているようですが……。
友人:ヴェルサス・クラレット 同級生の友人です。血族でない彼が、今後ムーンヒルで何をしていくのか、期待を寄せています。
 
History ******
0歳・花盈月15日 光属性の血族【玖珠】の本拠にて生を受ける。
12歳・星祭月 実の妹である「玖珠梓」の手によって両親が死亡する。
12歳・光陽月 玖珠本家の意向により処刑を言い渡されるも、「和泉の処刑人」である和泉霧夜により秘密裏に逃がされ、弟と共にムーンヒルへ辿り着く。
12歳・風濫月1日(小6) ムーンヒル学園に編入。これ以降「新橋冥」を名乗る。
15歳・地咲月21日(高1) ムーンヒル学園生徒会会長に就任。
16歳・火晴月(高1) ムーンヒル大災害にて生徒会役員として救助活動等を行う。
19歳・地咲月5日(高3) 学園生徒会会長を辞任。
20歳・水麗月(高3) 本編開始時点。ムーンヒル学園に在学中。